日記、活動報告

ストップ温暖化の授業

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10月14日に、福井県温暖化防止活動推進センターの仕事の一環で、NPO法人気候ネットワークさん(京都)による小学校4年生の授業を拝見してきました。

 

気候ネットワークさんは、京都市の全小学校で4年生を対象に温暖化についての授業を展開されていて、今年で11年目の取り組みになるそうです。

 

夏休み前に、事前学習のワークショップを拝見しましたが、こんどは、夏休みの間、どれだけ日常生活で実践できたかをふりかえるためのワークショップです。

 

一人一人がワークブックに実践を記録し、それをもとにグラフ化されたシートが配られ、データを見ながら、ふりかえりを行ないます。

 

次にグループごとにKJ法で、①できたこと・うまくいったこと、②難しかったこと・うまくできなかったことを色分けして整理します。

 

そして最後に、グループごとの目標を決め、大きな紙に書いて皆の前で発表。

 

KJ法による分析を自分達で行ない、これからの目標を話し合って決めるところが、特に素晴らしかったですね。

 

そして、「②難しかったこと・うまくできなかったこと」として、「家族での話し合い」をあげる子が多く、印象的でした。「お父さんは、シャワーを30分くらい出しっぱなしにしてる~!」と言っていた子もいました。

 

子どもたちが考える力、話し合う力を身に着けていくことで、家庭内での意識づけや行動変容につながっていくのではと感じた授業でした。

 

気候ネットワークさんの長年の情熱的な取り組みと全小学校で実施している京都市教育委員会の姿勢は本当に素晴らしいです。

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