日記、活動報告

市民協働推進職員研修

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本日、福井市の市民協働推進職員研修会で、森のほうかごがっこうさんと福井市子育て支援室、美のまちプロジェクトさんと福井市商工振興課さんがペアで登壇され、パネルディスカションの進行をさせていただきました。100名余りの参加者です。

 

協働のきっかけ、最初の印象、事業の組み立て方、不安や問題の乗り越え方、信頼の築き方、委託事業では得られない協働事業の素晴らしさなど具体的なお話。

 

最初、こわい!と思った相手の印象が、どんなふうに信頼のきずなに変わっていったのか。

 

朝昼晩問わず電話して相談できる関係性、失敗も次のステップへの学びにできる信頼関係、民間がリードすることのスピード感、委託と違って一緒に考えながら進んでいける柔軟性、NPOといっても人件費は活動の持続性や責任意識のために非常に重要であること、お互いの得意部分を生かしあえることなど具体的なエピソードや考えを沢山語っていただきました。

 

情熱をかけて取り組む活動である一方で不安や悩みもあります。粘り強く成し遂げる責任感やコミットメント、それを二人三脚で歩む行政側の物心両面でのサポート、精神的な寄り添いなど、心に残るお話がいくつもありました。

 

行政が器としての鍋で、そこに地域の人たちや自分たちNPOがいろんな具を入れて美味しいお鍋をつくるそうです。

 

協働の醍醐味は、この二人三脚を楽しめるかどうかではないでしょうか。

あうんの空気が余韻に残りました。

 

市民協働が、安上がりなまちづくりではなく、地域の本質的な課題解決につながり、NPO自体が持続性をもてることが大事です。部署により、協働の可能性は様々だと思いますが、NPOの専門性と情熱を生かしたまちづくりがさらに広がるといいですね。

 

壇上にいましたので、パネリストの方々のにこやかなお写真がないのが残念です!

 

 

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