コラム

福井市職員研修

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1月13日、今年も福井市職員研修(テーマ:市民協働)のパネルディスカッションのファシリテーションを担当させていただきました。

 

参加された方は、勤続5年くらいの方々30名で、パネリストは、NPO法人森のほうかごがっこうの正木さん、一般社団法人 EKIMAEMALLの竹本さん、そして、それぞれが協働で取り組んで来られた担当部署の方々の計4名の皆さんでした。

 

活動の基本的な紹介はもちろんですが、むしろ、なぜ協働がよいのか、どんな苦労や課題があったのか、それを超える喜びは何かといったお話しができたと思います。

何より、4名の皆さんが、自然体で本音トークをして下さったことで、会場との距離がなくなり、協働のまちづくりについて、「~すべき」といった理屈ではなく、気持ちとして、「~したい」というモチベーションにつながる、あたたかい場になったように感じています。

 

その後、4コーナーに分かれての4名の方々との対話形式によるワークの時間も、建て前ではなく、実際のところを率直に聞き合える時間になったようでした。

 

協働という言葉が社会に浸透して何年くらいが経過したでしょうか。

様々な取り組みがある中で、日々の行政の業務から一歩踏み出し、NPOや市民団体と手をとり、地域に根差した豊かな活動へと予算、時間、エネルギー、気持ちを注いでいくことができたら、と思います。

 

どこに光をあてていけるか、どこにコミットしていけるか、何を大切にできるか、市民と行政が二人三脚で取り組める事業がこれからも続いていくことを願っています。

 

このテーマで毎年職員研修を実施されている福井市の関係者の皆様に敬意を表します。

 

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