福井市K小学校での出前講座(ストップ!温暖化)、小学5,6年生を対象にアースサポーター講師Tさんが担当されました。(派遣:福井県地球温暖化防止活動推進センター、NPO法人エコプランふくい内)
K小学校では、総合学習の時間を使って様々な環境学習が行なわれており、その1コマ(90分)をいただきました。
pptの丁寧な説明や問いかけ、グループワーク「朝起きてから夜寝るまで、どんなエネルギーを使っているかな?」に続いて、Tさんお手製の道具を用いた実演。
白熱灯、蛍光灯、LEDを比較。エコワットを使って消費電力を調べるだけでなく、実際に触ってみて、熱さの違いを確認。白熱灯が明るさだけでなく熱を出していることを体感。
教室の鉛筆けずりや黒板消しのクリーナーその他のワット数を計った後、ドライヤーは?とクイズを出し、全員はずれ。温風がいかに消費電力が大きいかを説明されていました。
ここから、「では、これからどんなことができるかな?」についてグループワーク。
話し合いながら、各自がノートに書き出します。
①既に実行していること
②今日からすぐできること
③これから工夫・努力してやってみたいこと
①②③ごとに発表。いくらでも手が挙がりました。
まとめとして、「一人一人でやるよりも、家族や皆で協力してやった方がいい。お家に帰ってお話してください」としめくくっておられました。
ここから質問の時間。
「温室効果ガスの図で、CO2の他に ”その他” と書いてあったのですが、その他とはどんなものがあるのですか?」という高度な質問にびっくり。素晴らしい質問だねと言いながら丁寧に説明されていました。
最後に、先生が「今から感想をお伝えしましょう」と5分超過で時間をとって下さいました。次々と手が挙がり、沢山の気づきやこれから実行したいことについて発表していました。
その内容から、温暖化について多角的に理解できたこと、行動変容につながる意識変化があったことが確認できとてもよかったと思います。
丸刈りの子が、「ドライヤーを節約して使おうと思います」と発表していたのが、特に可愛かったですね。