22日、福井県立大学経済学部3年生のインターゼミナール・コンテスト。14ものチームが2つの教室に分かれて、それぞれプレゼンでした。
Bグループ7チームの審査をさせていただきましたが、6時間あまり、熱気に包まれつつ、審査・講評の難しさも感じました。理由は、どのチームにも沢山の優れた点があるため、できるだけ全ての良さを審査・講評したいと思うため。
特に感動したのは、フロアから発表者への質問タイム。洞察力に満ちた、鋭い質問や掘下げる質問が多く。「しつもん力」が注目される昨今、見事でした。
そして、回答する側もとても落ち着いた態度で的確でした。
プレゼンテーマは、福井の地域経済や農業に関わることから放射性廃棄物の最終処分、晩婚化、公共交通、キャッシュレス社会、コミュニケーションの権威勾配についてなど興味深いものばかりで、特に福井県の地域特性を捉えたもの、学生たちの当時者目線が生きるものが多々ありました。
次なる研究や社会に出てからの活躍が楽しみです。
注)写真は、県立大の学生たちと共同開発した、あわらにあるカメハメハ大農場の樹上完熟トマト水ようかんやジュースです。