先月開催された講座のフィードバック(ふりかえりシート、アンケート感想)を送っていただきました。講座の中で触れたキーワードがこれほど多く書かれるとは想像していなかったので、少々驚いてもいます。
ファシリテーター、対立、内発的動機づけ、心の泉、自信、自己の欲求の理解、価値観、有能性・自律性・関係性、自分を見つめる、人に寄り添う、肯定、認め合う、傾聴、自発的、健康第一、課題は頭を悩ますものではなく次へつながるもの、等々。
過日のブログにも書きましたが、内発的動機づけ3要素のうち、関係性への欲求が最も多い傾向がわかりました。
関係性には、対立の扱い方、リーダーシップの発揮の仕方、協力関係の持ち方、仲間の見つけ方、多様な価値観の受け入れ方等々、様々かと思われます。単純にコミュニケーションの問題とは言えません。
外発的に動機づけられることが可能な、給料を与えられる仕事であっても、人間関係は重要課題ですが、ボランティアという内発的動機づけが不可欠なものにおいて、豊かな関係性をいかに築いていくかは、最重要課題です。
そして、それらを求める方々が大変多いことは、重視すべきことと思います。
マズロー的にも、第3段階の関係性がうまく行けば、第4段階へと上って行けるのですが、関係性に問題があると、その先へ進めないので、有能性・自律性が発揮しづらくなり、やはり、活動をしていく上で、このテーマは重要だと思います。
関係性の構築スキルは、対立の扱い方に加え、相手への「承認の仕方」や「境界線の引き方」などいろいろなスキルがあるので、意義深いです。