コラム

坂井市まちづくりカレッジ

昨夜のまちづくりカレッジ。欠席者2名のみで、34名の方々+スタッフの皆さんと過ごしました。

 
フェイスカバーをつけての対話は、互いの声が聞こえにくかったそうで、コロナ禍での参加型の難しさとともに、努力されている主催者の皆様に敬意を感じました。
 

とても限られた時間でしたが、プログラムを柔軟に変更しながら、なんとか発言機会を創出し、声を発していただきました。お話しして下さった皆さん、ありがとうございます。
 
参加のルールのあり方も、トップダウンになぜ問題があるのかなど、期待以上の意見が出たり、熱意ある質問がいくつか出て、当たり前のことですが、参加者主役のプロセスに意義を感じました。
 
おもしろかったのが、「質問すると感謝される」ことに新鮮な感動があったようで、おかげで遠慮なく聞けた、とのこと。質問が出てから説明するのでは遅い!という感想もありましたが、参加型学習の醍醐味は、一人の質問をみんなの学びに変えて行くことです。どんどん質問していただき、理解を深めながら進むことが本当に大切。
 

いくつかの予定外の出来事で進行が変わりましたが、何があっても大丈夫という覚悟を場の安心感に変えて進むことの重要性が伝わっていると有難いです。
 

進行が速すぎて理解が難しかったという感想もあれば、ファシリの意義を理解され、自身の傾向を分析し、次なるステップを楽しみにされる方まで、参加者の層は幅広いですが、地域の対話の場も同様に、様々な人達がひとつの場でコミュニケーションするので、それがどんなに難しいのか、そのためにファシリは何かできるのか、第2回目にさらに気づいていただければ。
時々拍手をしながら、グループ内で和やかな表情で話し合っている姿が脳裏に残っています。
 

それから、52の美徳のワークで、「ゆるし」という言葉に着目した方がおられ、ここに意識を向けたことの奥深さ、ぜひ話をうかがってみたいです。
 

月別アーカイブ