コラム

2018ヴァーチューズ・プロジェクト12hワークショップ

  
FBイベントページのご案内をします。
 
私がこの方法論を学んでから、それまで20年ほど歩んできたファシリテーターとしての「あり方」が変わりました。
 
もともとファシリテートする現場は、参加者主体であることは基本でしたが、そこに、「内発性」という概念が大きく加わりました。
 
内発性は、社会学者の宮台真治さんもよく使う言葉で、自発性や主体性とも使い分けています。
 
そして氏は、内発性を美徳という言葉を使って説明しています。
 
実は、私のD諭のテーマは、これでした。
 
Dコース在籍中、●●先生(建築)より、アラスデア・マッキンタイア(アメリカのコミュニタリアニズム(共同体主義)哲学者の『美徳なき時代』は、もう読んだ?と言われ、かなり驚きでした!ものすご~く分厚く、文字が小さな小さな本。
 
建築の先生から、こんな指摘を受けるとは思ってもみませんでしたが、コミュニティの哲学を考える上で、自然なこと。
 
私のD諭は、医療福祉施設の職員の方々から公民館職員、土木技術者、そして一般市民の方々まで、いろいろな方を対象にしたワークショップで、これらの美徳がどのように発揮されれば、内発性が高まって、モチベーションアップになるか、ということのファシリテーション方法論だったのですが、
 
今日でも、この方法論をいろんな場づくりで秘かにプログラムに入れて効果を観察しています(^_-)-☆
 
このヴァーチューズ・プロジェクトに出会い、カナダの国際会議で、世界各地のファシリテーターの方の活躍を拝見して、それまでのファシリテーションがぶれなくなったのが何より良かったことです。
 
これは、家庭でも学校や職場でも、地域でも友人関係でも、自分自身のためにも使えるプログラム。
 
良かったらどうぞ。(^^)/
 
今年は、2日間連続ではなく、8/25,9/1の2回に分けての実施にしましたので、参加しやすいとよいなと思います。
イベントページは、下記をご覧ください。
 

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