コラム

AI時代における女性と社会

DSC09228 DSC09231

 

12月2日、母校の千駄ヶ谷キャンパスにて。定員270名が満席となりました。

 

国・地方連携会議ネットワークを活用した男女共同参画推進事業
~AI時代 女性・少女が未来を拓く-ステレオタイプの殻を破ろう~

 

主催:内閣府、男女共同参画協働推進連携会議、津田塾大学、国連ウィメン日本協会、他

 

母校の大先輩でもある有馬真喜子氏(57年朝日新聞入社、ジャーナリスト、国連ウィメン日本協会理事長)と高橋裕子学長の開会挨拶のもと、基調講演&パネルディスカッション。

 

津田塾大学の萱野稔人氏(哲学者、総合政策学部長)、NHKクローズアップ現代でも活躍された国谷裕子氏(慶応義塾大学特別招聘教授)、井上智洋氏(駒澤大学経済学部准教授)、戸嶋一葉氏(日本マイクロソフト株式会社)、田中由美子氏(国連ウィメン日本協会)による話し合いでした。

 

AIの進展で女性の社会進出にどのような影響をもたらすのか。

世界経済フォーラムの男女平等ランキングで、日本は過去最低の114位(前回94位)。

男女の役割分担意識がまだまだ強い日本。

AIの進展で事務職系の職種は減っていく。
女性に、より影響が出やすい。
介護や保育の現場にも、AIは進出してきている。

 

しかし、AIは、
問題発見能力、問題解決能力には不向きであり、物事の成り立ちを理解する力、根拠を組み立てる力も限界がある。

責任をとる、決定者となる、マネージメントする、クリエイティビティを発揮する、課題解決能力を高め、果敢に挑戦する、そうした女性のあり方が、AI時代を前進させる力となっていく。

これからの女性の活躍は、社会の仕組みを変えていくこと。

IMG_0321 (1)2

月別アーカイブ