本日は、福井市D公民館でアースサポーター(地球温暖化防止活動推進員)によるフードマイレージ講座。4~6年生24名が学びました。
温暖化との関係を学んだ後、子どもたちはメニューを考え、買物カードを選ぶのに夢中。食べたいものと金額を中心に考えていたようですが、フードマイレージを意識しつつ、国産材料、福井産材料を選ぶグループがほとんど。もしも、温暖化やフードマイレージの説明を一切行なわず、先に買物ゲームだけを行なった場合、結果はどうなったでしょう。
さて、後半では、自分たちができることで温暖化を少しでも防いでいくために、フードマイレージのことを考えると何ができる?という話し合いでは、講師が全体を包みこみながら、対話を展開していました。
子どもたちは、毎日じゃなくまとめて買物をする、同居する、地域で作ったものを皆で持ち寄って売る、自分たちで畑をする、地域にお店をつくるなど、ユニークかつ現実的な意見を次々に出していました。ちょうど窓からは、広々とした市民農園に野菜が育っていて、住宅地の方々が使っておられるとか。
買物ゲームだけで終わらせず、そこから何を学んだか、これから何ができるのかを出し合えるワーク、とてもよかったですね。
福井県地球温暖化防止活動推進センターでは、いろいろな出前講座のメニューをそろえています。学校、児童館、公民館などに講師が出向き、参加型学習を行なっていますので、ぜひお問い合わせください。フードマイレージ講座も募集中です!