水上聡子(みずかみ さとこ) 博士(工学) |
津田塾大学国際関係学科にて開発社会学を学んだ後、東京にて都市計画・地域づくりの仕事に従事し、故郷の福井で独立。その後、福井大学大学院工学研究科博士後期課程にて、「人が育ち合う」ことをテーマに、ヴァーチューズ・プロジェクトを取り入れたシティズンシップ教育の調査研究を進める。参加の場づくりの企画運営、ワークショップの実践研究をもとに、博士(工学)の学位取得。論文のテーマでもある「内発的動機づけ」を引き出す対話の場づくりのためのファシリテーターとして活動する。環境、福祉、教育、防災、男女共同参画、市民活動・人材育成等の分野において、子どもから大人まで幅広い層を対象にしたワークショップの企画運営やファシリテーション講座を行なう。
所属学会 日本建築学会、日本環境教育学会
経歴 |
金沢市生まれ、福井県出身
・幼少期~12歳、28歳~現在、福井・金沢・つくばの農山村で過ごす
・12歳~28歳、金沢の市街地・東京で過ごす
1983年4月 | 津田塾大学学芸学部国際関係学科入学 |
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1985年 – 1987年 |
一橋大学経済学部室田ゼミに学ぶ 水車むら会議(静岡県藤枝市)、エントロピー学会 中国大陸一ヶ月×2回の水車調査レポートをまとめる 途上国の自然エネルギーと適正技術について卒論をまとめる |
1987年3月 | 津田塾大学国際関係学科(開発社会学)卒業 |
1987年4月 | ㈱地域計画連合(東京)入社 地域計画のコンサルタントとして自治体のプランニング業務に携わる |
1990年 | 総合計画を担当した茨城県つくば市に移住、先駆的SOHOを開始 公私ともに地域密着の仕事、市民活動を展開、180坪の畑を耕す |
1992年 | アメリカ5都市へチルドレンズ・ミュージアム研究調査 |
1993年 | デンマーク・オーフス市へノーマライゼーション研究調査 「ノーマライゼーション発祥の地へ」(福祉事情体験委員会)共同執筆 |
1993年 | ドイツ・フライブルク等へリサイクル事情の研究調査 NHKブックス『循環都市へのこころみ』共同執筆 |
1994年 | カリフォルニア州・デービス市へ都市計画(成長管理)の研究調査 新日本建築家協会JIA『サステイナブル・デザイン・ガイド』執筆 注1 |
1995年 | 故郷の福井県に移り、㈱地域計画連合福井ワーキングルーム開設 |
1999年 | 独立事務所としてアルマス・バイオコスモス研究所設立 |
2007年 | フィンランド・タンペレ市へシティズンシップ教育の研究調査 注2 論文「小・中学校における住教育の設問設定に関する研究-北欧および英国のシティズンシップ教育を通した方法の検討」共同執筆 |
2008年 | カナダ・ビクトリアへヴァーチューズ・プロジェクト20周年国際会議 注3 注4 注5 |
2009年 | 福井大学大学院工学研究科博士後期課程システム設計工学入学 「内発的動機づけ理論をもとにしたシティズンシップ教育」の研究 |
2010年 | フランス・アヴィニョンへJ・Hファーブルの研究所訪問 |
2013年3月 | 学位取得 博士(工学) 学位論文「協働的学びの場としてのワークショップにおける対話支援の技術に関する研究 -内発的動機づけとその方法論について着目して-」水上聡子 2013年3月 学会論文 注6 |
2013年 | デービス市の調査をもとに、福井エコヴィレッジ研究会の活動開始 注7 |
2014年 | 世界最大エコヴィレッジ、スコットランド・フィンドホーンに滞在 注8 注9 福井県地球温暖化防止活動推進センター 非常勤(NPO法人エコプランふくい内)~2018年2月 |
2016年 | ハワイ島、マウイ島にて、伝統医学ロミロミ、薬草、手工芸、ヨガ、瞑想、メディカルアロマ、フラ等を学ぶとともに、ネイティブハワイアンのエコヴィレッジを訪問する |
2023年 12月現在 |
アルマス・バイオコスモス研究所、㈱地域計画連合 福井ワーキングルーム 代表 |
注釈 |