4/10のワークショップは、住民主体についてという、当たり前のようで、実は奥が深く難しい問題を話し合いました。この本質的な問題はとても重要なので、これから始まるまちづくりの最初に位置づけようと意図したものです。
これから始まるまちづくりプラン策定の道のりが、トップダウンであったり、形にとらわれるものであったり、誰が担うのか不明な内容であったりすることなく、地域の手づくりのプランであることが大切。
そのためには、どんな活動をしたいという実際の施策を話し合う前に、住民がどう関わるべきかを共通理解しておくことが重要です。
デシ&ライアンの内発的動機づけ理論やマズローの欲求5段階理論をふまえつつ、住民主体のまちづくりがなぜ重要なのか、それをはばむものは何か、どのような時に住民主体が発揮されているのかなど、話し合っていきました。
幅広い領域や立場から参加された方々が、相互の意見を尊重しながら、住民主体の意義を見出していかれたプロセスは、貴重な時間でした。
これから始まるプランづくりの土台となれば幸いです。