6月14日、今年度の福井県若手環境リーダー育成事業について、5団体選定のためのプレゼンテーションが県庁にて開催されました。この事業は、大学生などの若者が、子ども達に対して行う環境教育活動について助成をするものです。
マイクロプラスチックの海洋汚染、太陽電池、里山の自然環境、海岸の生物調査、河川や海岸のゴミ拾い、福井の自然と資源、山里の休耕田での遊びなど、様々な角度からプレゼンがあり、それぞれに問題意識が伝わってきました。
各審査員からは、それぞれの立場や専門から厳しい意見や質問も出ていましたが、誠実に応えていました。
環境教育は、自然観察やふれあい体験、工作だけではなく、どのような問題を捉え、どのように課題を解決していけるのかといった問題発見能力、課題解決能力が求められ、そこにはESDやSDGsの視点がとても重要になってきます。SDGsの視点を打ち出していたのは1大学のみ、ESDのキーワードを出していた大学はなかったので、今後の課題。
真摯に講評を聞いておられた姿が印象的でした。皆さんのこれからの活動を楽しみにしています。