コラム

雑とローカル

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11月12日に開催された「しあわせの経済・世界フォーラム in 東京」の分科会の1つ「雑とローカル」で、特に興味深かったのは、法政大学総長で「未来のための江戸学」の研究をされている田中優子氏のお話です。

当時の寺小屋の様子。みんなバラバラで、自由にやってる感じ。いわゆる、まじめに勉強している様子ではなく、のびのび、それぞれしたいことをしています。

多様性(ダイバーシティ)という言葉が、人権から生物多様性まで、様々な場面で使われるけれど、「雑」は、多様性みたいなイメージより、もっと違う概念として、4名のパネリストにより、話し合われていました。

無秩序な感じでもあり、いい加減な感じでもあり、おおざっぱでもあり、ごちゃごちゃもしているような感じです。

それを「地域」の性質と捉え、それが尊重されることで、おもしろい、楽しい、まちづくりができる。

そう考えると、気が楽になり、参加型の場も、楽になってきます。

小学校での出前授業もさらに楽しくなり、地域のワークショップも、もっとおもしろくなりそうです。

ただし、何かを決めていかねばならない時、どうそれらをまとめたり、合意形成していくかは、別の話かもしれません。

下記のスライドは、ルールを決めると、それに反発して落書きも出てきます、という図。これまた楽しそうですね・笑

 

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