先週末、ヴァーチューズ・プロジェクトファシリテーターのメンタリング(in 京都)に参加し、全国各地からのファシリテーターとともに過ごしました。
テーマは、「謝恩」。
これまでの人生の中で経験した「感謝」の体験をシェアした後、次は「喪失」をテーマにワーク。様々な喪失体験を思い起こしました。
感謝のエピソードは事前に宿題でしたが、考えれば考えるほどあふれるほどあり、どれか1つと言っても決められず、数えきれないことを今更のごとく実感しました。
その後、アロマエッセンスを用いたハンドトリートメントを二人ペアでしながら、穏やかさを味わいました。夜は、キャンドルナイトの中で、ホ・オポノポノのワークを体験し、ゆるしとともに、深い静けさの中に入っていきました。
翌日は、茶室の障子にうつる水面(みなも)の美しい動きを感じつつ静寂の中でお抹茶をいただき、会場に戻ってマインドフルネスのワークで呼吸に意識を集中させていきました。その後、太極拳で心身ともにさらにリラックス。
午後からは、皆で持ち寄ったCD、「感謝」をテーマにした歌を聞きながら口ずさみ、味わい、最後は「信頼」のワークを通して、その心地よさを全身で感じ取っていきました。
一日のはじめに引くくじには、一人の名前が書いてあり、一日の終わりにその方にお手紙を書きます。二日間を通して二人の方から私もお手紙をいただきましたが、こんなふうに、自分のことを観察し、感じ取り、承認して下さったのだと驚きました。(いつもは、研修を行なう方なので、自分が承認される機会がほとんどないことに気づく。)
昨年末に親友を亡くし、深い喪失感を持ちつつ、日々の忙しさの渦の中に身を置き、自身のスピリットを見失っていたことを自覚していました。ですから、この二日間は、かけがえのない時間となりました。
ともに過ごしたファシリテーター仲間の経験や想いに深く共感し、喪失や感謝は、一生の中で、様々な場面で経験していくことを改めて確認し、今この瞬間を生きるということに実感がもてました。
ファシリテーターとして、自らのスピリットが元気であることの有難さ、大切さを実感できた二日間でした。