週末は雑木林の真っ赤な紅葉に包まれた母校に。
日本初の国際関係学科が誕生して50年の記念行事に出席してきました。
今でこそ国際関係を扱う学部や学科は多いですが、当時は初の設立。逆に考えれば、50年前には国際関係を扱う大学はなかったということです。
津田の国際関係学科の信念は、「地域研究」を重視してきたこと。人々の生活、営みに焦点をあて、そこから考えていく。人々にとってそれらがどういう意味を持っているのか。
特に、周辺地域から国際関係を見る、マイノリティからマジョリティを見る、そして自分たちの問題を考えていく。これら極めて強い当事者意識から出発する姿勢が国際社会学等に発展していきました。
「現地で学び、現地から学ぶ」。
これまでの人生の「立ち位置の原点」を確認できた一日でした。