コラム

子ども&大人のまちづくりWS

 

昨年度から連続でとりくんできた大関まち協の「助け合いのまちづくり計画」ワークショップ。

昨日、最終回を終えました。

子ども達の意見を言う力、意欲がどんどん育っていくことを実感し、いちばんうれしい。子どもたちのがんばりで、大人の方々も変化してきていることが伝わってきました。子ども達の、大人への信頼や安心感が増していく様子も。

子どもたちはそんなに盛り上がった表情を見せていないように見えるのですが、実は真剣に考えていて、マイクを持って堂々と「大人の考えには根拠がないと思う」と言ったり、地域でできる自分たちの企画を具体的に提案したり。素晴らしいです。

ふりかえりシートの「何回行っても楽しいので、また開催してほしいです」という感想の本質は、どこから出てくるのだろうと考えます。

子ども達に押しつけにならないか、大人の自己満足にならないか、子どもの内発性が本当に引き出されているか、声の小さい子もちゃんと発言できる場をつくっているか、いつも気になりながらの運営でした。

子ども達の成長に、私達大人が大きな責任を持っていることを実感する連続だったなと思います。

子ども達は表情に出さなくても、しっかりと考え、感じ取っているということを真摯に理解している必要があります。

それにしても、つっこみ役に立候補した子たちの指摘の的確さ、それに立ち向かった子たちの説明の的確さ!
根拠ある論理的な解説。

これはいわゆるクリティカル思考や論理的思考の力ですね。大人の方々はうなっておられました。

いよいよ計画にまとめていく作業に移っていきます。
実現できることをプランに!

 

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